音楽を呼びさますもの

恋文を書くために埋め尽くされた練習ノート

師走が1年のなかでいちばん暇です

埃のかぶった古本を1冊づつ紐解いていくと

 

活字のなかに愛が生きてまだ息をしていた

 

 

セピア色の恋は失恋の色だって誰かが言ってた

 

詩人はさみしさが有り余って胸から溢れでた瞬間を文字で綴るだけ

 

ギタリストは壊れたコードを修復してかき鳴らすだけ

 

とりあえず若者の気持ちを代弁 春が来てほしくない

 

ただこのおぼつかない冬の温もりに埋もれて死んでみたい