音楽を呼びさますもの

恋文を書くために埋め尽くされた練習ノート

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

WHERE IS HE?

姿が見えていた夏 声が聞こえていた秋 肩をたたくことの出来た冬 そして二度と来なかった彼との春 だが彼はいまもなお繰り返し訪れる 沈黙の彼方から音を連れて 私たちの耳に 眼に見えぬ世界からの波動にふれて 微かに震える鼓膜 音の原子によって創られた …

前向きにがんばりたい

かっこつけるな しかとするな だまりこむな こもるな にげるな あまえるな おこるな ながされるな かんがえるな

リズムにあわせて♪

たのしいリズムやってみませう。。 4拍子。。のりやすい??いえ~い! 3拍子。。ダンスしよう。 やせこけた ほそいうで ひきよせて だきしめる ないたり わたらっり それだけで うれしいの 鍾乳洞 したたる雫 ぽちゃっ こだまして ひさしぶり おげんきで…

White song

なんにもかいてないスケッチブック しろい いろえんぴつで なぞってみる 澄んだひとみは まっすぐまえをみつめてる コップにういてる しかくい氷 くちにふくむと あなたのあじがする あいたいあいたいあいたい しろいシーツのうえで なんにもない けしきもそ…

Red song

火 火 火。。 消防車 サイレンならしてやってくる 唐辛子 唐辛子 唐辛子。。 おなかのなかで 爆発爆発爆発 ゆうやけ ゆうやけ ゆうやけ。。 ミサイルでできたゆうやけ ちっぽけな ちっぽけな 嫉妬心 血 血 血 みずたまりのように。。 たまってる かたまって…

カンタータ

冒頭からいきなり包丁を 振り回すシーンではじまる ヤクザ映画 選挙カーよりおそい若葉マークの 軽自動車 やればできる、がんばってとかいう 美辞麗句 夜にストーブの灯油をいれると きまってこぼすのは 暗くてみえにくいから。。 憂鬱、バッハのカンタータ…

墓標

あいにきて いますぐ もっと苦しめて 締めつけて 楽すぎるよ いまのままでは 灼熱の息をかけて 乱れるほどに うつくしく 冷酷かつ残酷な、月に憑かれた道化師 判決はのぞみどおりの極刑 埋めて いっそのこと生き埋めに。。 凍れる土にかえりたい。。

リセットボタン

きえちゃったね わかっていたけど ほんとうに はなのようにさいていたのに おおきなひとみで わらっていたのに ぼくわるかったね でもうそはついてないからね たにんってだれのこと ぼくのこと? なにもかんがえてないのにね いまなにしてる なんてもうかん…

冬の花火

冬の夜空にあがる花火は 身の置場のない痩せこけた兵士のように 細い閃光を放っては消える 久しぶりに吸う煙草にふらつきながら 凍りついたアスファルトのうえを 滑らないように滑稽な格好で歩く 氷河期にも楽園はあった 凍れる指先をおぼつかなく動かし求愛…

一枚の絵

花器をかたづけて その場所に 一枚の絵を飾った そこに また こころ がやどり 花が咲いた

In the woods

森はいつでも いける ばしょにあって いつ いってもいいんだよね そこには おいしい 澄んだ 空気と 樹々の ささやきと 鳥の うた と だれかが さっき来てたような ぬくもりと。。