原木のうた
鼻の下をのばさずに
まともな顔をして
きみのとなりに座っていたことが
かえって可笑しくみえたらしい
きみのほしいものが知りたくて仕方ない
それが干し椎茸の原木でないことはあきらかだ
木枯らしの吹いた日のことだった
からだの芯からあたたまってみませんか
それがきみにかけた最初の言葉だった
鼻の下をのばさずに
まともな顔をして
きみのとなりに座っていたことが
かえって可笑しくみえたらしい
きみのほしいものが知りたくて仕方ない
それが干し椎茸の原木でないことはあきらかだ
木枯らしの吹いた日のことだった
からだの芯からあたたまってみませんか
それがきみにかけた最初の言葉だった