音楽を呼びさますもの

恋文を書くために埋め尽くされた練習ノート

不吉な家の上に昇った星々☆<paul klee>

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きょうも黒い雨がふった

そんな夜は きまって

いやな夢から覚めない夢をみる

暗黒の宇宙から あつまってくる星々は

いろんなかたちに姿をかえて ぼくを苦しめる

蒼白い月に うつるのは 

死んだ男の悲しきおも影

井戸の中には明るかった月が

沈んでいて 冷たい水面が波立って

ぼくを井戸の底に落とし込もうとしている

怖くなって
 
目を閉じる まぶたの上に隕石が落ちてくる