#絵画
終わりのない音楽を聴きながら ながい眠りにつく あなたの胸元にわたしの耳が ふれるくらいのところに枕を並べて目を閉じる いま からだのまわりをまもる 薄い膜がゆっくりと剥がされている わたしのしろいかかとが 止まった時間の中で 宙に浮いて揺らいでい…
みるものすべてが美しくみえた 死に物狂いであなたを愛した あのころがなつかしい あなたは 利発すぎて 利発すぎて 一瞬のスキもみせなかった わたしは正直 困ってしまったよ タンゴ ランクンパルシータ 踊ったあとで ぼくは このさきどこへいくと聞いた あ…
ずっといきたかった鴨居玲やっとみてきました。 石川県立博物館でLOVEというテーマの鴨居玲の展示会をやってました。 タイトル「石の花」の絵の下に鴨居さんがつかった絵具や靴や帽子がおかれていました。 鴨居さんは写真で拝見したらとってもハンサムで…
4日と23時間 ヴィスタOS 移行にともなう ファイルのコピーか なんらかのダウンロードに かかる予測時間らしい コンピュターのなかで なにが起きてるかなんて 人間目にはわかんない 残り4日と23時間のあいだに 起きるだろうことがらは 予測不可能 それ…
ギャラリーに飾ってある絵を 家にお持ちかえりしてキッチンに飾りたくなった 毎晩みつめて 話せるから 毎朝 いっしょに珈琲できるから でも あんまりしつこくして 「 やめて 」って言われると よけいに 嫌がらせしたくなるから いっそのこと あなたに嫌われ…
絵《 小山田二郎 左・きつね 右・鳥女 》
油彩を習いはじめました 最初の絵です F3号です
虚ろな目でみた夢 息しないで登った山 とおくの峰から朝陽 これは吉兆なのか ふと祝詞を唱える
とじこもり ひきこもり テレビもベッドもない部屋 なにもすることはないけど ドアのむこうが きになる いったいなんだろう はんぶん恐怖心 はんぶん好奇心 見栄っぱりな孔雀が 羽をひろげてるだけかもしれない 結局ぼくはこの部屋から でないことにした ここ…
あまいみずも にがいみずも すいすい たしか水族館でみたやつだ 大海原のど真ん中を すいすい 流線型の水棲動物
アイヌの叙事詩による牧歌的、民族的うた 開拓 風土 キタキツネの命 田園風峡谷に沸く聖なる泉 麗しき乾いた大地に降りる妖精。。
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いま何時? 宇宙時間で8:30 ラジヲ体操はじまるよ 海に浮かぶ漂流物 たばこは喫煙所で さかなの骨でできた剣 ベッドのうえで吸うと よい子はもうねる時間 逮捕されるよ
稲穂さざなむ真夜中の田園 そう、稲穂だけが黄金に揺れて たださわさわと音をたててた 月が夜で 陽が昼だって だれがきめたんだろ ここにたっているきみは 夜昼がいつもはんたいで かくれんぼしてるの? 宵待ち草もまちぼうけ うさぎの耳に こそこそ話した …
きょうも黒い雨がふった そんな夜は きまって いやな夢から覚めない夢をみる 暗黒の宇宙から あつまってくる星々は いろんなかたちに姿をかえて ぼくを苦しめる 蒼白い月に うつるのは 死んだ男の悲しきおも影 井戸の中には明るかった月が 沈んでいて 冷たい…
このみちをまつすぐいっても どこへもたどりつけない、自分がどこからやってきたのかもわからない 地下室から屋根へとつづく螺旋階段 のとちゅうにふしぎな部屋がいっぱいかくれている 駐車場には赤い旗を立て ツリーには赤い星を飾り おやすみのキッスが お…
<Armoureaux de Vence> Marc Chagall