2007-04-05 淡いピンク 20億光年の孤独 #詩 おいで花の香りのする部屋へ あの日みた桜がフリーズしたまま X線レントゲン写真のやうに胸に焼きついている 心電図に波打つこころ 心拍数がはやくなってきた 表面が樹の肌のやうに硬いから 首根っこに紋章を刻んで 腰骨から大腿筋にかけての四肢が硬いから 1mgだけ気持ち軽くして 内股加減で歩きだす 一間歩づつ