ぼくのなまえは しどろもどろくん 問い詰められると しどろもどろ 突き詰められて しどろもどろ 金貸せ、！といわれて しどろもどろ あなたがわるい、といわれて しどろもどろ あいしてるの、？といわれて しどろもどろ 拝啓、サンタマリア様 このことばの、…

. 拝啓サンタ様。あなたとぱったり目をあわせたときの その親近感というか、安堵感というべきか やさしくなれます ほんとうの自分にもどれます 前略サンタマリア様。わたし欲しいものはなにもありません どうしたらあなたのように まっすぐに生きられるので…

おいで花の香りのする部屋へ あの日みた桜がフリーズしたまま Ｘ線レントゲン写真のやうに胸に焼きついている 心電図に波打つこころ 心拍数がはやくなってきた 表面が樹の肌のやうに硬いから 首根っこに紋章を刻んで 腰骨から大腿筋にかけての四肢が硬いから…

愛ってよくわかんないけど、 顕微鏡でみても わかんないくらいに ちっちゃいかも だって愛の結晶なんていうでしょ 愛ってとってもきもちいいものなの？ こわれそうで天秤にかけられないくらい もろいの 無重力なんだけど とってもおもたいの 今の気持ちを歌…

そのとき あなたはわたしをメモ帳がわりにしてた ぼくの脳の容量は４Ｍだったし 右脳だけが発育していったあのころ わたしたちは不要なことばたちを一切記憶せずに 左脳のメモリ不足でパニックになった そのとき しあわせだったということにさえきづかなかっ…

あたらしい光がさしてきました そのひとにも光がさしますように みんなにも光がさしますように あこがれのあなたにあえますように がんばってるあなたがむくわれますように だれの命も陽にてらされて輝いている だれのこころも光り輝く力を秘めている

わたしは矮鶏よ スペードのエースのような スピアで胸を突かれて飛べなくなった 傷口から幾度となく流れた黒い血は 冬草のうえに溜まって固まった 薄い月に腰掛けて目配せするjoker five Million dollar のニセ札をつかませた 切り札はロイヤルストレートフ…

ここはどこ いまはいつ 春はそこ 投げるボールはストライク しかめつらしわよせて 水面にうつる顔はだれ 涙目のうつろな目 ここはどこ ぼくはだれ このさきにあるものはなに あしたにでも花が咲くだろう あしたにでも草が生えてくるだろう あしたぼくの家に…

アンテナには方向があるけど ススキを揺らす風に方向はない あっちの方向から歩いてきた人がこっちにむかってくる 駅前の交差点はこんなに人であふれているのに だれひとり顔を合わせようとしないのに なのにそのひとは こっちにあるいてくる 自転車の後ろの…

Though snow should continue to fall as it is。。。 （雪よ、いっそのことこのままふりつづけばいいのに） A human being should be depressed in snow. （そして人類は雪ノシタニ沈む） And the new times begin again. （そしてまたあたらしい時代がおと…