2016-05-13 13日の金曜日 top #練習用 ホコリのたまった古本を一冊づつ紐といていくと 活字のなかに愛が生きてまだ息をしていた ロビンフッドの章のページを開くと、みどりの文字に羽が生えて妖精のように森にかえっていった 冒険の書が消えた日、気が触れたぼくはわけもわからずに泣いた 三島由紀夫が死んだ日ぼくはまだ3さいだった 続きの読みたい本がいくつかあったのに 次項はジェイソンのページ 順番からいくときみが死ぬ番だ