音楽を呼びさますもの

恋文を書くために埋め尽くされた練習ノート

青年よ神輿を担げ

映画監督のあたまのなかにはすでに映像がながれている

カメラ女子が被写体を探しているときの目にぐうせん僕が写る

朝陽が昇ると同時に 恋人はキスをする おたがい3回づつまばたきをした きょうも晴れ

私含め神輿を担いだことのない青年が増えている 青年よ祭りに参加しようじゃないか

歳をとるとグレーや茶色の地味な服の組み合わせになるのはなぜ? 黄色いパンツに赤シャツにグラサンで若者の街を歩こうじゃないか

起承転結200~300文字にうまくまとめあげた文章なんて死んでほしい

きみは鴨を捕まえたことはあるかい?
僕はあるよ 肥料の入ってた大きな袋に入れたんだけど あまりにもおとなしくしてたのですぐにがしたよ

庭先のアマガエルが目で訴えている
わたしはキリシタンであると
軒下のコウモリはきょうも朝帰り
パパに見つからないように寝床に潜り込んだ

爪が剥がれるくらいの勢いですりガラスをひっかいたことはあるかい?
ぼくはあるよ  すりガラスは楽器さ

納豆を食べない青年へ忠告
納豆はいいよ 毎日食べよう