2005-07-15 海に降る雪 夢ビデオ #詩 巨大な波が押し寄せきて 地球をいまにも飲み込もうとしていてる 人々は逃げ惑っている ぼくは小走りで、かなり前進したかとおもったけど なぜか元の場所で足踏みしている 海原にほおりだされて 水平線からやっと顔をだせたかとおもったけど 水中でまた水を飲んでしまった 恐れるものはないけれど ようやくつかんだとおもった愛が 蜘蛛の糸が切れたように風に煽られ 空中で綿雪のように漂っている それから、はっきり記憶にはないけど どれだけか 時が流れたような気がした ぼくは、手のひらに のこっていた愛を信じて 海がめにのって あの人にあいにいった .