あなたに貰って欲しいものがある
雫が一適、葉をつたって水面にポタと落ち
音の余韻とともに、ちいさな孤を描いては消えた
その孤はやわらかい唇に似ている
風のない部屋でひとつ、ろうそくの火が揺らいでいる
それが ふっ と消えたとき またおなじ感覚 耳元でささやく微かな声を聴いた
全宇宙のなかで、1人の人を愛するということの尊さ
ことばは途切れたままでいい
夢の途中で、それが夢だとわかってしまう
だからもうすこしこのままで、あさがくるまでは
すべては静寂のなかではじまり、やがてきえる
音の余韻とともに、ちいさな孤を描いては消えた
その孤はやわらかい唇に似ている
風のない部屋でひとつ、ろうそくの火が揺らいでいる
それが ふっ と消えたとき またおなじ感覚 耳元でささやく微かな声を聴いた
全宇宙のなかで、1人の人を愛するということの尊さ
ことばは途切れたままでいい
夢の途中で、それが夢だとわかってしまう
だからもうすこしこのままで、あさがくるまでは
すべては静寂のなかではじまり、やがてきえる