音楽を呼びさますもの

恋文を書くために埋め尽くされた練習ノート

第3夜「喘息という焦燥感のある細い吐息」

イメージ 1

.


喉が練炭の火を押し当てられたようにひりひり痛い。

アルコール100%のウオッカを飲まされたようだ。

どこかで野犬の狂気ともいえる鳴き声がこだまする。

息が途切れてしまわないように心臓と肺の中間ぐらいの箇所に
思い切り中指を入れてみた。

時間は思いのほか動いていない。

外の闇が薄明にかわらないまま終わってしまうのか。

朝が遠のいてゆく。。。







.